ニュースリリース

「ワイヤ吊下式目視点検ロボット」が国土交通省「ダム点検技術カタログ」に掲載

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 株式会社イクシス(本社:神奈川県川崎市、代表取締役Co-CEO:山崎文敬、狩野高志)は、2023年5月付で、当社の「ワイヤ吊下式目視点検ロボット」が国土交通省「ダム点検技術カタログ」に掲載されましたことをお知らせします。

 今回掲載された技術は、ダム堤体表面の点検時、ロボットを活用して点検を行う技術です。
ワイヤ架設式のロボットを堤体表面から数m離した場所で移動させながらカメラ撮影を行い、画像データを取得します。点検技術者の近接目視が困難なダム堤体の点検をロボットにより代替します。
 今後、当社は本技術の活用・推進により、近接目視によらない点検手法の普及を通じてインフラの点検・維持管理の効率化に役立ててまいります。

図1.堤体上部
図2.堤体側面

1.国土交通省による「ダム点検技術カタログ」の整備
 ダム点検技術カタログは、河川管理施設であるダムの点検、監視、計測や巡視(以下「点検等」という)について、現場への一層の新技術導入を促進し、点検等の効率化・高度化を図るため、ダム分野の点検者等のユーザーに有効な技術の選択肢を提示することを目的としています。ダム点検技術カタログでは、「ダム施設」、「貯水池」の「点検技術」を掲載技術とし、掲載ルールに基づき、新技術情報提供システム(NETIS)に掲載されている技術や、革新的河川技術プロジェクト等の技術開発公募により開発された技術等、公的機関等の公募等により開発されたダムの点検等に採用可能な技術をカタログ形式でとりまとめています。

2.掲載された当社技術
■ダム点検技術カタログ(令和5年3月)掲載技術の一覧より

分類 No 技術名称(ダム点検技術カタログへのリンク)
データ収集・通信技術 データ01-V2023 ワイヤ吊下式目視点検ロボット

3.今後の展開
 今回掲載された技術は、今後当社が主催するセミナーや出展展示会において展示予定です。
当社は今後も、社会・産業インフラ向け「ロボット及び取得データ解析サービス」を普及させることで、インフラの抱える老朽化・熟練技能者減といった社会的課題の解決に貢献してまいります。

(参考:リンク先)
・国土交通省 リリース
https://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo04_hh_000204.html

・国土交通省 ダム点検技術カタログ
https://www.mlit.go.jp/river/shishin_guideline/kasen/tenkengijutsu/damtenken.html

お問い合せ先
株式会社イクシス
神奈川県川崎市幸区新川崎 7-7
かわさき新産業創造センター(AIRBIC)内
Business Development Division
電話 :044-589-1500
お問い合わせフォーム:https://www.ixs.co.jp/inquiry

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